アフリカ大陸の東に位置するウガンダ共和国はナイル川の源流であるビクトリア湖に面し赤道直下の国として、野生動植物が最も多様に生息する国です。地球の楽園(ホットスポット)とも評される自然豊かな国として古くから農耕畜産業が栄えました。アフリカ大陸の東部を南北に大地を引き裂く大きな谷「大地溝帯(グレート・リフト・バレー)」が広がる地域の中で、最も注目される地域アルバタイン地溝帯は「人類(ホモサピエンス)の発祥地」として多くの生物の進化を生み出した生命エネルギーの集積地・生物多様性の豊かな一帯として注目されています。

ウガンダ共和国は、まさにアルバタイン地溝帯の自然エネルギーの恩恵を受ける国で動植物の種類が地球上で一番多く見ることができる国です。ウガンダ共和国では生物多様性を維持するための国立公園が数多く存在しています。ウガンダ北部に位置するマーチソンフォールズ国立公園では、原住民族のアチョリ族の人々によって無農薬無化学肥料の原始的な綿花栽培が行われており国立公園に住む動植物達を守るように、そしてまた共存共栄するためのオーガニックコットン栽培が行われています。
私が追いかけ、そして惚れ込んだウガンダオーガニックコットンは、まさに「アフリカの真珠」と讃えられるウガンダ共和国の大自然のエネルギーを象徴する言わばシンボルなのです。

ウガンダ北部の原住民族「アチョリ」の象徴である「象」は、神秘的な動物としてこの地では神の化身、そして森を守る者として崇められてきました。アチョリ族は、そんな象の大きさと木を投げ倒すほどの力を崇拝し、部族を表す象徴としてきました。
象は、コットンの花が咲き終わりコットンボールができ始める頃に、よくそのコットンボールを食べにやってくるそうです。しかし、アチョリ族の農家さんたちは象に怪我を負わしてしまう銃や罠は使わず、古くから唐辛子を綿畑の周りに植え付けて象の侵入を塞いできました。

また、アチョリ族の農法には虫や身の回りに在るモノを上手く利用して、コットンを育てるという工夫があります。中でもコットンの幹や葉に卵を産む蛾の幼虫を好む習性を持つ蟻を活かして害虫を撃退するという工夫には、驚かされましたと同時に、私達はウガンダオーガニックコットンの魅力の一つに迫れたとして興奮で胸が躍りました。

ナイル川の恩恵をふんだんに受けて育つウガンダのオーガニックコットン。
大自然の恵みと愛情を受けて育ったオーガニックコットンは「太陽のような温もりと太陽に包み込まれたような香りがする」と私達はウガンダのオーガニックコットンと出会い、そのように思い感じるようになりました。ウガンダのオーガニックコットンに出会えたことで、私達はアフリカの大地を感じ取ることができ、また風を感じ取り、そして生命の偉大さを感じることができてきた事で、タオル職人として自分たちのそれまでのタオル製造を見直すきっかけを、得ることができたのだと感じています。

私達が、アフリカの地で得てきた感動と気付きをタオル作りを通して社会へと届けたい。「地球上に溢れる生命の偉大さ」を一枚のタオルに添えて、現代社会に生きる私達人類の歩むべき方向性を社会全体で考え直すきっかけを届けてみたい。私達は、ウガンダのオーガニックコットンの魅力に迫り続けてきた事でそのように考えるようになりました。
そして、私達が今後成しえていきたい目標を気付かせてくれたウガンダのオーガニックコットンとウガンダのオーガニックコットンを育てる生命と大地に感謝の心を持ちながら、アフリカの地に輝く生命の伊吹の象徴ともいえる綿「アフリカの真珠」への恋心を燃やし、私達はこの綿の未だ見たこともない新たな魅力に迫り続けていきたいと考えています。

単なるオーガニックコットンという言葉で言い表すには、気が引けてしまうウガンダで育つオーガニックコットン。地球という「生命の軌跡を育んだ惑星」の偉大さを肌身に感じさせ、また五感に訴えかけてくれる存在である「綿」に対し向き合う私達「生産者」。胸に手を当てて考えることで見えてくる私達「生産者」の守るべき責任。私達はこの「責任」に対し真面目に、そして正直に向き合い続けることを誓い、新たな時代へと繋ぐ「ものづくり」のあるべき姿の探究に挑戦し続けていきたい。そのように考えています。
真面目なタオル作りへの挑戦の始まり

真面目なタオル作りへの挑戦の始まり

アフリカとスマイリーアースが関わり合うようになったきっかけ。それは二代目が「アフリカが大好きなアフリカオタク」だったからです。二代目が恋焦がれた地「アフリカ」。その愛するアフリカと繋がり合っていく「タオル作り」。導かれるまま突き進んだ、地元のタオル産地とは真逆のタオル製造への挑戦。現在のスマイリーアースの原点、そしてスタートアップが分かるBack numberページです。